愛知県豊田市にあるかなりやばい寺院「岩戸山観世音寺 風天洞」に行ってきたのでご紹介。
ここにはおびただしい数の仏像が並んでいて、洞窟内を探検することもできます。
どんな形にせよ「岩戸山観世音寺 風天洞」を踏破するというのは、圧倒的な体験だと思います。
そんな愛知県の珍スポット「岩戸山観世音寺 風天洞」の見逃せないポイントをピックアップ!
参拝は愛知県豊田市の風天洞で…。 pic.twitter.com/JUCPTHtwUY
— 混沌軒🥡日本の変な場所 (@kontonken_deep) January 4, 2021
風天洞とは?何があるの?
「岩戸山観世音寺 風天洞」は愛知県豊田市の山の中にあるお寺。
1178年に県立された、中京地方で最古の寺院だ。
公式のホームページでは「パワースポット」と謳われていますが一般的にイメージするパワースポットと異なり、かなりカオスな空間となっています。
とにかく仏像の数が多く、敷地内ではどこを見ても仏像が目に入る。

敷地内はかなり広く、見どころ満載!

メインの洞窟巡りでは、このように大きな岩の隙間を探窟家のごとく進んで行きます。
洞窟内にも、かなりの数の仏像がありますよ~。

他にもぽっくり祈願の「ぽっくり堂」などの、小さなお堂もあります。
珍スポマニアや寺好き以外にも、彫刻や造形などのアート作品が好きな人も楽しめる場所だと思います。
そんなマルチな魅力を秘めた「風天洞」で、絶対に外せない見所を厳選して紹介します!
風天洞に行くには車がマスト

風天洞は山の上にあるので、アクセスするには車一択。
入り口のすぐ近くに駐車場があります。
普通車の場合は300円をこの箱の中に入れます。
動きやすい服装と靴で行こう

風天洞に行くときはスニーカーでいくのがオススメ(登山用の靴で行ってもいいくらい)。
今回の私のコーディネートはこんな感じ。
ヒール付きのブーツで挑んだのは完全に失敗★
幸い、転んだり足をひねったりすることは無かったのですが、洞窟内ではかなり怖い思いをしました……。
見所①:クソデカたぬき大明神
山道を上がっていくと最初の鳥居の前に現れるのは、たぬきの置物たち。

大きなたぬき大明神がいたので一緒に写真を撮った。
なんだかご利益がありそうだ。
小さいたぬき達はそれぞれ顔が少しずつ違っていて可愛らしい。

見所②:十二支守り本尊
たぬきの次は十二支をモチーフにした観音像が並んでいます。

人間の身体に動物の頭がついた像。カッコいいですね!
動物は十二支がテーマ。

自分の生まれ年の像の前で写真を撮るといいかも!
受付で入場料を支払おう

受付にたどり着くまで約10分。
いい感じにエンジンがかかってきたところで風天洞(洞窟)の入り口に到着した。
洞窟内の見学には入場料(大人1,000円)を支払う。それ以外は無料で見学することが可能。
受付は気の良い奥さん。
この日は1人で営業しているようで、受付と休憩所を行ったり来たりと忙しそうだった。
入場料を払うと、パンフレットと懐中電灯を貸してもらえます。

いざ、風天洞へ
いざ、洞窟探検!

足を踏み入れて最初の感想は「暗い!」です。
ところどころにスポットライトはあるんだけれど、場所によっては本当に真っ暗。
懐中電灯は1グループ1本貸してもらえるんだけれど、ひとり1本ずつ持っていた方が安全に楽しめると思います。

巨大な岩の間には岩登山の湧き水がチョロチョロ~と流れています。
洞窟内は意外にもマイナスイオンが発生してそうな透き通った空気が流れています。
地震が来たら終わりだなぁ……。と不安になりますが、今まで台風や地震で崩れ落ちることなく存在しているそうです。
見所③:インドの七福神像

洞窟内にいたるところに仏像が置かれているので宝探し感覚で楽しめます。

見慣れないポーズの女体像はインドの七福神として形成されたものだそう。
日本の神様と比べるとシュッとしていますね。
見所④:顔がついた柱が怖い
階段を上ったり降りたり、常に中腰で歩き回ること20分ほど。
終盤にさしかかって来たところで現れるのは、たくさんの顔がついた柱。

顔が怖い。
ご利益のあるものなんだろうけれど、こんなに集まっていると普通にホラー。
休憩所でブレイクタイム
急な階段やコウモリに怯えながらも、無事に洞窟から出たら少し休憩。

「ご自由にお休みください」と書かれている休憩所では、ペットボトルのお茶とみかんを無料でいただくことができる。

休憩所の中もだるまや天狗、信楽焼のたぬきの置物のコレクションが並んでいて面白い。
見所⑤:ポックリ堂

自殺や事故などで苦しむことなく「ポックリ」逝けるようにと、住職がつけた「ぽっくり堂」。

見所⑥:寝拝み楊柳観音
これまた巨大な岩を発見。
ここでは世にも珍しい、岩底に描かれた観音様を見ることができます。

「寝拝み楊柳観音」の名の通り、寝ながら拝む。

なんだか不思議な感じだ。

その隣にはお札だらけの仏像。
お札を貼った場所から悪い気を取り除いてくれるそうです。
愛知県豊田市の風天洞へ行こう!

こんな感じで愛知県の(自称)パワースポット「風天洞」を紹介してみました。
珍スポット好きとしてはパワースポットというか楽園といった感じ。
楽園の1日を心ゆくまで満喫できる、素敵な場所!
実際に行ってみればわかるけれど、何しろ長い距離を歩くし、時には坂を上がったり、岩の間をくぐったりと運動不足解消にはもってこいの場所である。
運動不足のみなさん、いかがですか。
ぜひトレッキングシューズを履いて挑んでみてください。
アクセス
〒444-2511 愛知県豊田市大蔵町横手山5
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冬季(12月〜3月):8:30~16:30頃
春〜秋期(4月〜11月):8:30~17:00頃
雨天休止
入洞料金
大人:1,000円
子供:500円
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