「フジヤドライブイン」は懐かしい昭和グッズが売られているよ。ドライブの休憩に。

茨城

24時間営業のコンビニの台頭により今や絶滅に瀕する昔懐かしのドライブイン。

茨城県にある「フジヤドライブイン」は、昭和の雑貨が破格で販売される不思議な場所だ。

人生で初めてドライブインに行ったのですが、昭和ムード満載の雰囲気がかなり気に入りました。

そんな茨城のドライバーのロードオアシス(!?)「フジヤドライブイン」をご紹介。

▶楽天トラベルで茨城の宿泊先をチェック

フジヤドライブインの外観

茨城県水戸市にあるフジヤドライブインは、国道50号線沿いにある。

電車で行く場合は「内原」駅から徒歩20分ほど。

(ドライブインにわざわざ電車で行く人はそうそういないだろうけれど……。)

大きな「牛丼・カレー」の文字の看板が目印だ。

私が到着したのは夕方の5時ごろ。

駐車場には車が一台だけ停まっていて、店内は最低限の明かりが付いているだけだった。

お店の外に設置されているカップヌードルの自販機が、レトロさを残している。

こういうディープスポットに足を踏み入れる前の緊張。ちょっと不安な感じが好き。

店内の様子。激安レトロアイテムたち

とりあえずお店に入ってみることに。

中は暖房がついていなく、BGMもかかっていない。

お店の人の気配がしない。本当に入っていいのかな?

店内には、事前にネットでリサーチした通りのレトロアイテムの数々が。

こんな感じで昭和チックなおもちゃやインテリアグッズ、食器などが大安売りされている。

年代物のアイロンなども目につく。

この大きなどんぶりは290円。

ファンシーなキーホルダーなどは1つ50円から売られていた。

この貝のランプを買おうかどうしようか本気で悩んだ。

1,800円と安いし、少し埃は被っているけれど綺麗だし何より可愛い。

でも可愛すぎて部屋の雰囲気と合わないかもなぁ……と考えているところでオーナー登場。

奥の厨房からエプロンをつけた年配の男性が「いらっしゃいませ〜」と元気に出てきて、店内の明かりを全てつけてくれた。

食堂の様子。豊富なメニュー

食事コーナーには4人がけのテーブルが10個くらい並んでいる。

いい感じに寂れた風合いが、哀愁がある。

手書きのメニュー表を見てみると、大体500~900円くらいで注文できるようだ。

カレー、カツ丼、うどん、焼肉定食・・・。どれも大好きなメニューだ。

悩んだけれど「生姜焼き定食(890円)」を注文してみた。

「今ストーブつけたから暖まっていてね」とストーブの近くの席に案内してくれた。優しい。

ガスストーブの独特な匂いを嗅ぐと、小中学生の時の思い出が蘇ってくる。

生姜焼き定食を食べてみる

10分ほどで、食欲をそそる香りに包まれた生姜焼き定食が運ばれてきた。

暖かいご飯と、大きな生姜焼き、シャキシャキのキャベツ、味噌汁、漬物。

ドレッシングをボトルごとつけてくれるところが良い。こんなの100点満点の定食だ。

生姜焼きはかなり肉が大きく、食べ応えバツグン。甘辛がたまらない!

日本人なら誰でも安心するような味。

そんな美味しい生姜焼きが空腹を満たしてくれた。

店の奥に並ぶ旧型のゲーム機

腹も満たしたところで、飲食スペースの奥に見えるゲームコーナーを見てみることに。

扉の開いたUFOキャッチャーには大量のぬいぐるみが売られていた。

ゲームで取るよりず〜とお得!」という張り紙が添えられているのに優しさを感じる。

その奥には、エッチなビデオが大量に並んでいた。VHSだ!

スロットは15台くらい並んでいて、そのうち3台ほどは電源がついていた。

店の角はダンボールが山積みになっており、その隣に「扇風機が詰め込まれたゲーム機」があった。

思い出にキーホルダーを購入

最後にもう一度、商品棚を見て回り、キーホルダー(200円)とご飯の代金を払って店を出た。

この天狗の鈴が見た瞬間にビビッときたので購入。

小さくてコロンとしていて可愛らしい。

フジヤドライブインに行こう!

フジヤドライブインを出るともう18時を過ぎ、心も腹も満たされていた。

どこか懐かしさを思い起こしてくれるドライブイン。

日本各所に残されているのはもうわずかだという。

昔懐かしいドライブインは新しい需要として掘り起こすこともできるような気がする。

気になった方は、ぜひお早めに!

アクセス

〒319-0306 茨城県水戸市杉崎町1755

内原駅徒歩20分

▶楽天トラベルで茨城の宿泊先をチェック

営業時間

10:00~21:00(定休日:不明)

コメント

タイトルとURLをコピーしました