天狗への偏愛溢れる「こびの天狗山 荒薙教」に潜入した【岐阜】

岐阜

天狗」は日本に伝承される神様または妖怪といわれる伝説上の生き物。

山伏の服装に赤ら顔、一本歯の下駄を履き、大きな翼で空を舞う。

人が踏み入らないような山には天狗がいると言い伝えられる。

最近では「天狗」といえば「鬼滅の刃」だろうか?

主人公・炭治郎の師匠「鱗滝左近次」は天狗のお面が特徴的なキャラクターだ。

彼のおかげで天狗の評判はずいぶん向上したのではないだろうか。知らんけど。

そんな天狗を「願いを叶えてくれる神様」として祀る場所が「こびの天狗山 荒薙教」だ。

「こびの天狗山」とは

こびの天狗山は「荒薙教」の本部として設立された宗教施設。

境内では大小さまざまな天狗様がいたるところに。

中でも高さ12メートル以上ある大天狗像は迫力満点!

年にいちど「荒薙教大祭」というお祭りが開催されるそうです(詳細不明)。

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美濃太田駅からバスで移動

コミュニティバス「あい愛バス」でこびの天狗山の付近まで行くことができる。

美濃太田駅から「魚周商店」まで15分。料金はたったの100円。

paypayも対応。

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こびの天狗山へはここから入ろう

バスから降りて10分ほどのところに、山の入口がある。

ここから道なりに進むと「大徳院」という不動明王を祀る寺院へたどり着く。

こびの天狗山はそのすぐ奥。

自分は、手入れのされていない変な脇道から山の中に入ってしまい、散々な目にあった。

わけのわからないもろもろの植物がボウボウ生えて、虫がブンブン飛びまくりで発狂寸前でした。

大迫力の大天狗像を見よう

こびの天狗山の見どころの一つである「大天狗像」がこちら。

高さ12メートル越えの立派な天狗さま。

この施設の絶対的なシンボルだ。

目が大きくてギラっとしていてワイルド。カッコイイ!

名古屋大仏を思い出させるような緑色もいい感じ。

色々な天狗の像を探してみる

正面入口の、刀を振りかざす天狗。ポーズが良い。

メデューサに石化の呪いをかけられた天狗(嘘)。

本殿でお参りをしよう!

「荒薙大神」と書かれたのぼりが続く参道を歩いて、本殿へと向かう。

遠目でもうっすらと見える、大量の天狗のお面

近くで見るとこんな感じ。

真っ赤な顔の天狗が、並んでこっちを見てくるので物凄いプレッシャーを感じる。

手水舎で手と口を清めてからお参り。

こちらの祈願袋にお賽銭を入れる。

モッチリしていて可愛い。

祈願袋の台座は「口から足が生えている狛犬」が支えていた。

本殿に向かって左側で一本歯の下駄を発見。

実際に履くこともできるので、体幹に自信のある方はチャレンジしてみてはいかがだろうか。

本殿の大量の天狗を見てみよう

本殿の中は、「参拝客はここまで」というロープがかけられていた。

本殿の中はけっこう広かったです。

こんな感じで、大小様々な天狗のお面がぎっしりと並んでいます。

「天狗だらけのお寺がある」という噂を聞きつけやってきたわけだが……。

実際に目の前にしてみると、いやぁ、スゴイっす

紅白のコントラストでパンチ力が凄まじい。

じーっと眺めていると、天狗のゲシュタルト崩壊を起こしそう。

いくら好きだからといってここまでやるか?という自己主張ぶり。

荒薙教・教祖の「戸田よき」という人の凄まじい天狗愛には感心せざるを得ない。

人形供養もあるよ|お守りは?

こびの天狗山の見取図があった。

境内には人形供養の小さなお堂や、売店や休憩所などもあります。

お守りが売っていたが、従業員らしき人が見当たらなかったので断念。

この日は休憩所も閉まっていた。五平餅食べたかったなぁ。

こびの天狗山へ行こう!

  • 天狗を祀る宗教団体の本部だった
  • 大きい駐車場があるよ
  • 歩いて行くなら入口を間違えないように
  • 大天狗像は超カッコいい
  • 本殿にはお面の天狗がぎっしり
  • 天狗がそこら中に
  • 日によって売店も営業

帰りは、歩いて10分ほどのJR高山本線「古井駅」から次の目的地へ。

都会の電車とは異なり、乗車する時は「開く」ボタンを押さないとドアが開かないので注意。

こういう駅って馴染みがなくてアワアワしてしまう。

なんていったって私は生粋の都会人だからね。

乗車券の取り忘れをしたって、しょうがないのよ。

なんて、いつもより少し天狗になった気で移動するのであった……。

アクセス|駐車場もあるよ

〒505-0021 岐阜県美濃加茂市森山町3丁目5−57

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JR高山本線「古井駅」より徒歩10分
あい愛バス「魚周商店」より徒歩10分

駐車場あり

営業時間・定休日(年中無休)

9:00〜17:00

定休日:なし(休憩所の営業時間は直接お問い合わせください)

料金(特になし)

なし

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