東京には、海や陸の生物から古代の標本など、地球上の生態系を紹介するミュージアムが数多く存在する。
「東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム」もそのひとつ。
東京海洋大学が収集してきた貴重な資料を無料でみることができます。
海洋生物の標本や剥製がズラリと並んだ展示室はまさに圧巻!「ギョギョ~!」です。

ちなみにさかなクンは東京海洋大学で講師を勤めているそうです。
海洋生物の標本や剥製がズラリと並ぶ博物館。
— ꧁☯︎︎ꕥ混沌軒ꕥ☯︎︎꧂珍スポ (@kontonken_deep) September 22, 2022
撮影禁止の2階にはアシカやペンギンやアザラシの剥製、その他さまざまな資料を見ることができます。
品川駅から徒歩10分、要予約制。
【東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム】 pic.twitter.com/b6oLkK7NmT
事前予約が必要です
東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムの見学には、メール予約が必要です。
▶博物館公式HPはこちらからチェック
見学は午前・もしくは午後から選べます。
何時に入館しても、午前だったら12時、午後なら15:30までに退館しなければならないのでご注意。
タカアシガニの標本
午前に予約していたので、開館時間の10時を少し過ぎたころに入館。
この日は、自分のほかに校外学習らしき中学生が4人くらいきていました。
従業員の方は受付にいた1名だけでした。
1階展示室でまず最初に目に飛び込むのがこのタカアシガニの標本。

カニの内側ってグロテスクでちょっと怖いですね。
タカアシガニは世界最大のカニとしても知られます。
大きいものだと、腕を広げた長さが5メートルにも達するのだとか。
展示されているこちらの標本はほぼ最大サイズだそうです。
ちなみに館内は撮影禁止。
許可されているのはこのタカアシガニの展示だけでした。
2階の展示スペースへ
2階の展示スペースへ。
↓こちらはパンフレットの図です。

東京海洋大学は、「東京水産大学大学」と「東京商船大学」が統合してできたそうです。
だから海の生物だけでなく、実習船の模型なども展示されていてとても興味深いです。
とはいえ、アシカやペンギンの剥製のインパクトが大きすぎて
そっちばかりに目が行ってしまいます(笑)
海洋生物の標本がいっぱい
2階では、海の生き物が7つのグループ(ウミガメ類、魚類、海鳥、甲殻類、鯨類、無脊椎動物、海藻、プランクトン)に分けられていて、それぞれの標本だったり剥製だったりが並んでいます。
いろんな意味で暑苦しいことで有名な品川に、こんなに静かで、こんなにも熱を感じない場所があるなんて。
お問合せがありました。うちの鯨類海産哺乳類コーナーはこんな感じです🐳最近はさびしい限りですが…😢 pic.twitter.com/nS7njamn5l
— 東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム【公式】 (@realMSM1902) March 18, 2022
個人的にはニシキエビの剥製がすごく綺麗で見とれてしまいました。
↓こういうやつです。ビビッドな色合いがオシャレ!

あとは、鯨やラッコの胎児のホルマリン漬けが印象的でした。
普通に生きてたら見ることないじゃないですか。
貴重な体験ができて嬉しいかぎりです。
別館:鯨ギャラリーへ
12時になったので、館内を後にして別館の「鯨ギャラリー」へ。
こちらは予約なしでも誰でも自由に入れます。

手前に写っているのがセミクジラ、奥に写っているのがコククジラの全身骨格です。
「でけー」しか言えない。

セミクジラのヒレです。でっけえ。
東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムに行こう!
JR品川駅から徒歩10分。
事前予約が必要なので、思い立った時にフラッと入れるかんじではないのですが、
気になった方はぜひチェックしてみてください。
お子さんの自由研究にもめっちゃ役立つと思います。
アクセス
〒108-8477 東京都港区港南4丁目5−7 講義棟
品川駅から徒歩10分
▶楽天トラベルで東京都のホテルをチェックする開館時間&定休日
平日10時00分~16時00分
(午前の部:10:00-12:00 午後の部:13:30-15:30)
定休日⇒土日祝
※要予約
入館料
無料
こちらもおススメ
南極観測船「ふじ」の船内を見学できます。
「ふじ」は1965年(昭和40年)から18年間活躍した2代目の南極観測船。
初代観測船である「宗谷(1965~1978)」は東京都品川区にある「船の科学館」で見物できるそうです!
「個人」が「趣味」で集めた動物のはく製を集めた狂気のミュージアム。
マリンサイエンスミュージアムのように、文化的使命感を背負っているわけではない。
改めて考えると、かなり狂気じみた場所だったんだなあと……。
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