愛知県名古屋市の「桃巌寺(とうがんじ)」というお寺のご紹介。
全体がグリーンに塗られたアイコニックな名古屋大仏や、セクシーな弁天様や、リンガ(男根像)のある、ちょっと変わったお寺。
有名な場所のように観光客で賑わうことがないので、人目を気にする必要もなく、静かにじっくりと見学することができる。人よりち●この数の方が多いお寺というのを私は生まれて初めて目にした。
そんな不思議な光景をお望みの方は、ぜひ一度、名古屋においでよ!
ちなみにオススメの時期は、1月。
当たり前のところに行っても当たり前のことをしても面白くない。ちょっと変なところに行って、ちょっと変なものを見てまわろうじゃない。
【愛知県】桃巌寺(とうがんじ)⛩️
— 混沌軒🥡日本の変な場所 (@kontonken_deep) January 19, 2021
1,000円の参拝料を支払えば、本堂の奥の秘密の部屋に入ることが出来る。ち●この形のお守りも貰えるよ!
異国のオブジェが並べられていて、普通の日本のお寺とちょっと違うところが魅力☀️ pic.twitter.com/Zyb8Hch9SE
桃巌寺(とうがんじ)とは?
桃巌寺(とうがんじ)は愛知県名古屋市千種区四谷通にある曹洞宗の寺院。
このお寺は織田信長の弟、織田信行が父親・信秀を弔うため建立された。(wikipediaより)

1,000円の参拝料を支払えば、本堂の奥の秘密の部屋に入ることが出来る。
男根の形のお守りも貰える。
1,000円とはなかなか強気な料金設定だが、それだけお寺の維持が大変なのだろう。と思っておくことに。
鮮やかなグリーンの大仏様がオシャレ

桃巌寺の1番の見所はこの、グリーンに塗られたオシャレな大仏。
最初から緑色だったわけではなく、2006年の改修の際にこの色に塗り直されたそう。

唇と目と耳と白毫(びゃくごう)には金箔が施されている。素敵。
ちなみに大仏様が鎮座している場所は木々に囲まれているので、全長15メートルといえども、お寺の外からその姿を見ることができない。
このお寺に入った人しか、この大仏を拝むことはできないので、ふらっと立ち寄った人が、この緑色の大仏を見て驚くことも少なくないようだ。


台座には象と鹿と僧侶がいる。「名古屋大仏」と聞いて思い浮かべる最初のイメージとは、ずいぶん違ったところがある。
傍には巨大な手が。
寺院内の様子
寺院の中で気になったもの。

かっこいい仏像。

象さんのオブジェ。

おみくじがあったので引いてみた。
内容はなんてことない、普通のおみくじだった(何を期待していたのか)。
眠り辨天様のいる部屋へ
本堂で参拝料金1,000円を支払い、眠り辨天様のいる秘密の部屋へ。
お守りを貰って、本堂の奥の部屋へと進んでいく。

眠り辨天様はこんな感じで上半身裸のセクシーなお姿で眠っている。
流石に下はスカートを履いている。可愛い。
盛り盛りのお花と、ピンクの鏡餅も合間って、なんだかファンシーな空間だ。

普段は扉がの奥にいて、「写真撮影禁止」の張り紙がされているのだが、
1月1日~5日の間は扉が開き、生のお姿を拝見できる。写真は4年前のもので、特に撮影禁止と書かれていなかったので掲載する。
この期間に来ると、本堂でぜんざいをいただくことができるのでおすすめ。
さらに奥へと進むと・・・
さらに奥に進むと、仏壇の飾られた部屋にたどり着く。

そして、仏壇の傍にはカーテンで薄く目隠しをされた秘仏の数々。

アクロバティックな体勢で致しているワイルドな像や、(インドの彫刻?)

でっかい男根もあった。

撫でると幸せになれる「尻餅石」というものもあった。

要するにとにかく、ちょっと性的なものは全部この部屋に集めてしまおうという感じ。
屋上にはインドの神様が
部屋を出ると、ちょっと急な階段を上がり、屋上へ。

外国のお寺のような雰囲気の塔がある。

塔の中を覗くと、ここにもエロティックな彫刻が置かれていた。


境内はところどころに異国のオブジェが並べられていて、普通の日本のお寺とちょっと違う。
多分、これを読んだ人はもうすっかり「桃巌寺(とうがんじ)」に対して興味を持っていることだろう。もし機会があれば是非いつか行ってみてはいかがだろうか。
名古屋市千種区の桃巌寺(とうがんじ)へ行こう

アクセス:名古屋駅から乗り換えなし15分
〒464-0819 愛知県名古屋市千種区四谷通2丁目16名古屋駅から、地下鉄東山線・名城線「本山」駅下車 6番出口から南へ徒歩3分
無料駐車場あり
料金
無料
眠り辨天の参拝は1,000円(子供は入れない)
営業時間
年中9:00~17:00
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